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読書 Archive
あるキング
- 2009年10月 5日 23:58
- 読書
私に気に入られてしまった不幸な作品(笑)。
ちょっと変わった伝記風で、シェイクスピアのモチーフを折り込み、人称を使い分ける。
実験的な作品だったかもしれない。
野球のシーンは殆どないけど、野球好きのが楽しめると思う。
天才は孤独だ。謂れの無い中傷も受ける。
プロのアスリートの幸せってなんだろう...。
王求の生き様はナウシカを彷彿させる。
人間らしさが失われる様は切ない。
(王求は元々無かったかもしれないが...)
だから、女性関係の生々しい感じが人間らしくて安心します。
漫画版ナウシカと共に、好きだけど読み返せないトラウマ作品入りしそうですが、
「魔王」が好きだった人にはお薦めです。
余談:15、6年後に「王求」って名前の高校球児が出るのが楽しみ(笑)。
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ヴィンランド・サガ 8
- 2009年10月 3日 01:42
- 読書
講談社 (2009-09-23)
まさかの......!
アシェラッドーー!!
彼が大好きで読んでいた作品なので、
あまりのまともな幕切れに吃驚......。
彼も人の子でした...(涙)。
さて、いよいよ主役トルフィンがメインになるか。
アシェラッドが最期に言った言葉は、読者の疑問でもありました。
今後どう生きていくのか?
クヌートとどこで交わっていくのか?
全く予想がつかない感じも楽しみです。
余談:クヌートって実在人物だよなぁ...と、今更調べたら、もの凄く桓公(小白)だった(笑)。......名君、お後が悪いです......。
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鬼の跫音
- 2009年10月 1日 23:54
- 読書
道尾秀介、初の短編集。
とても面白かったです。私好み。
連作では無いけれど、6編全部に「重要人物の名前が"S"」と「鴉」という共通点有り。
こういう作風はホラーミステリーと言うのか?
私はグロいホラーは苦手ですが、ヒッチコック風ホラーは結構好き。
後から寒気が増す作風。
そして、いつも通りのドンデン返しが6編全部に有り。
短編でもすっかり騙されました...はい...(笑)。
私が特に好きなのは「鈴虫」と「箱詰めの文字」。
何となく美しく思えてしまう「冬の鬼」も印象深いかな。
(あの名作の先入観か?(作品名を言うとネタバレになる...))
やっと本屋大賞にノミネートしたい作品に出会えました。
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グラーグ57
- 2009年9月27日 16:37
- 読書
新潮社
待ちに待った「チャイルド44」の続編。
前作は怒濤の展開を綺麗に収め、最後に小さな希望を見せて終わった。
一つの作品としてかなりの完成度だったので、さて、どう繋げるのか...?
今回も史実と家族問題を軸に、壮大な物語を展開してくれました。
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エスパー魔美 1
- 2009年9月24日 18:23
- 読書
小学館
藤子・F・不二雄作品で一番好きなのが、このエスパー魔美。
今でも主題歌を熱唱できます(最近はしょこたんバージョンで(笑))。
多くの同年代と同じように、アニメで藤子作品の殆どを知っているのに、
漫画は読んだ事がありません。
まず、驚いたのが、絵がとてもモダン。
この時代の漫画の画風は「レトロ」と言う勝手な思い込みがぶち壊れました。
そして、絶妙な台詞回し。
マミのモノローグが特に面白くて、「にわかに起こる胸さわぎ...」はマイブーム!
ネームも凄く上手くて、テンポ良くしっかり落ちまで読ませる。
今更ながら、本当に凄いと実感しています。
他にも「特別な力を持つ」事の危険性を、周りの人がちゃんと指摘してたり(度々出てくるお父さんの常識人発言に感心!)、
マミが中学生とは思えない抜群のプロポーションだったり、
高畑さんは同級生だったり(先輩だと思い込んでいた)...。
忘れていたのか?知らなかったのか?
...結局どちらでもいいやって思わせる楽しさでした(笑)。
ガン細胞をテレポートさせて完治させちゃう...なんて凄い話もあったけど、
基本的には小さな人間模様が中心。
あっさりだけどホロっとさせるお話が多く、とても安心して読める作品でした。
続きが待ち遠しいーー。
余談:私の藤子作品の記憶があまりに酷いので、後日その辺を書きます。友人と話していて自分で爆笑でした(笑)。
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