- 2009年9月14日 19:44
- 読書
新潮社
この本の感想を書く事にかなり躊躇があるんですが、
読んだからには記録しておかないと...。うん。そうだ、書くぞ。
初読の春樹作品で、まず「どんな小難しい文章を書く人なのか...」と構えて入りました。
いきなりヤナーチェクなんて知らない作曲家が出てきてますます構えたけど、
その後はするする物語が入って行く。
とても綺麗で読み易い。
フィッツジェラルドの短編を読んでいたので、リスペクトしてるのも伝わる比喩の数々。
天吾とふかえりにちょっと苛々しながらも、青豆姐さんにトキメキ。
キャラクターもとても立っていて、2人が出会いそうで出会わない感じが楽しい。
そんな感情を持ちながらBOOK1が終了。
BOOK2に入ると、物語は停滞。
終点に向かってる筈なんだけど、あまりにも飛躍しすぎていて置いてかれてしまった。
パラレルワールドって事はSFなのか?
SFと言えば、私の中の名作は「タイタンの妖女」で、
説明するのがむつかしいけど、とても腑に落ちる話だった。
そんなこんなで色々考えながら、
まさかこんな風に幕を閉じるとは...の最後。
BOOK3、4があるのかもしれない...ので、
全体的な感想はその時に持ち越したいです。
登場人物がやたらとインテリ揃いなのは気になるけど、
文章は好きだし、他作品も読んでみたくなりました。
............もうちょっと性的描写を減らして欲しいですが.....。
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