- 2009年6月29日 17:14
- 読書
魔王 (講談社文庫)
posted with amazlet at 09.06.29
伊坂 幸太郎
講談社
講談社
伊坂作品を読むのは3冊目。
とうとう...いや、やっと来ましたか。
好きです。この作品、大好きです。
台詞の掛け合いが絶妙で、話の展開もテンポ良く、全然飽きませんでした。
超能力的要素はどうかな...と思ったけど、これは作者もハッキリさせてないので、私は勝手に「思い込み能力」にしました(笑)。
表題はシューベルトの「魔王」(ゲーテの詩)からで、これを授業で聴いたときの何とも言えない興味と恐怖がある私には、作品のイメージとしっかり融合。
まさしく「〝魔王〟だった」と一言で終わらせたい!
シューベルトの曲で同じ感情を持った人なら、伝わると思います。
ハードカバー版を見ると、結構薄い。
続編の「呼吸」が入っているので、かなり短い作品です。
長編はこれ位に収めてくれると、私好みになる気がしました。
「ゴールデンスランバー」が駄目だった人に激しくお薦めします!!(笑)。
因に...
あとがきの政治的要素に関するコメントですが、私は右とか左とか決めつけられる危険を回避したかったんだと思っています。
作品のテーマを勝手に枠にはめられるのは大変迷惑。ましてや人気作家ですから影響力あるだろうし。
なんか大変だなぁ...と思っちゃいました(^^;;)。

